てっきり天文部メインかと思ったのでいい意味で裏切られました。特に大きな事件が起きているわけでもないのに退屈したり飛ばしたりしたくならないのはそれだけいい雰囲気が作れてるからだと思います。細かい感情の機微であるとか、ちょっとしたしぐさの作り込みなど登場人物の少なさをカバーする主人公２人の練り込み方はなかなかのものでこの世界観自体に入り込んでいくのに、さほど時間はかかりませんでした。夜の表現もいいですね。寝られずに見る夜の綺麗さをよく表現できていると思います。主人公２人の距離感も、ちゃんと描こうとしている気配が見て取れていい。派手にやかましい作品が多い中、この静かに進行していく雰囲気が唯一無二感を高めているのもいいタイミングで作品をリリースしたなぁと感心します。いい所でaikoが入ってきてしれっとEDに入っていく演出も見事ですね。またaikoが朝日に合うんだこれが。・・・で、ここまで言っておいてじゃあなんで星５じゃないのかと言うとこんな女子おったらその場で不眠症治るわーい、があるからです。思春期の男子にとって女子なんてものは宇宙ですからね。こんなかわいい女子とお近づきになれて、なおストレスを感じて不眠症継続。んなことあるかーい。

2023/06/07

2023/06/04

I bought this Switch on pre-sale, everything was excellent. Shipping to Mexico takes just 5 days, and the best part is that Amazon's price includes taxes. Definitely the best option to get my Switch.

2023/05/31

子供のスイッチが壊れてカードを読み込まないのでDL版を購入。良い時代になりました。

2023/05/31

アニメから入りましたが、どの曲も計算されつくしたとても繊細な曲で素晴らしいです。

2023/05/30

『ビデオゲームの美学』は、ゲーム研究の理論の本である。実際、そんなに遠くない未来、ゲーム研究の古典として読まれることになるんではないか。そう思わせる圧巻の風格である。レビュー者は個人的に興味がありちょっとだけこの文脈に触れてきた外野の者だが、この本を紐解き「ああついに日本のゲーム研究が本格的に始まるんだなあ」と感動した。先日東京藝大のゲーム専攻発足のニュースもあったが、そうしたこれからのゲーム研究を松永さんのような優秀な研究者が引っ張っていくことになるんだろうと思う。ワクワクである。以下に、本書の大まかなポイントをいくつかまとめてみる。買おうかどうか迷っているビギナーの手助けになると幸いだ。＊＊＊2019.1.15 追記＊＊＊星２のコメントがありますが、この方のレビュー内容は「大学の哲学科に入ったのに、どの会社に入れば幸せになれるか教えてくれないじゃないか！」とか「PS4を買ったけど、ゼルダがプレイできないじゃん！！」とか、そういうレベルでズレているように思われます。つまり、そもそも目的の設定が間違っています。22頁の「まえがき」にも明白に書かれているように、この本は「実践的な有用性を第一に目指して書かれたものではな」く、「ビデオゲームとは何か。芸術とは何か。フィクションとは何か。インタラクティブとは何か。シミュレーションとは何か。遊びとは何か――（…）こうした問いが気になる人に向けて書かれ」た本です。それから、「美」とか「美学」という言葉があまりにぼんやりと使われていることへの批判は、この本の最も大きなメッセージのひとつです。主張内容にも目を通さずに「つまらない」と決めつけるのは失礼ではないですか？むしろ『ビデオゲームの美学』は、そうした「どうやってクリアすべきか」という決まりきった攻略に飽き飽きして、「私はなぜ魔王を倒す必要があるのか？」とか「どうしてスライムを倒しても心が満たされないのか」とか考えはじめたプレイヤーたちのための本だと思うのです。＊＊＊①半世紀ほどのゲーム研究史の理論的集大成ビデオゲーム研究はまだまだ歴史の浅いフィールドだが、ユールの『ハーフリアル』やサレン＆ジマーマンの『ルールズ・オブ・プレイ』など、すでにある種の古典として読まれている本もいくつか存在している。邦訳が出ていない本や（とくに黎明期に盛んだった）ウェブ上での議論なども含めれば、じつはかなりまとまった量と質の研究史があるのだ。『ビデオゲームの美学』は、そうした過去の研究史からとくに「ゲームとはそもそも何か」というコアの部分に迫る論をまとめ、比較・検証し、美しく整理している。ゆえに、これ１冊で半世紀にわたる理論的アプローチのエッセンスをざっと網羅することができるし、より詳細に過去の議論を学びたい人にとってはリファレンスとしても役立つ。そのことだけをとっても本書は読まれるべき価値があるといえる。実際、これまではそうした体系的な役割を持った理論書すら日本にはほとんどなかったのだから。②分析美学との幸せな結婚本書は理論的なゲーム研究のなかでも、とくに「分析美学」という方法（ジャンル？）に分類される本である。「分析」も「美学」も一般人を寄せ付けない感じがするが、要は「ゼルダは芸術だ」とか「クラナドは人生だ」とか言うまえにそういう価値判断をもたらすシステムや制度について考えようよ、というものだ。つまり、ニッチなものではなく、しごく王道のアプローチなのである（なんで「分析美学」なんて変な名前ついてるのか？）。著者松永さんのwebページを見ても、ごくふつうにゲームについて考えていたらこうなった、という旨の発言がある。事実、「ゲームの面白さ」について考えると「ゲームってそもそもなんだ」と問いを立てざるをえず、必然的に「分析美学」的なアプローチになるのだろう。少なくとも本書を読むとごく自然にそう納得する。友達と新作ゲームの評価を議論するときに「ストーリー」か「テクノロジー」か「マーケット」の話しかできないような不幸な状況は、本書のあとには過去のものとなるだろう。③文体の見事なデザインゲーム研究の先行論者たちには、キャッチィで示唆的だが、語の指示対象があいまいだったり整理が不十分だったりするような文体も少なからず見られた。芸術関係の議論にはつきものの混乱である。『芸術の言語』という本の翻訳も手掛けている松永さんは、その点でじつに抜かりない。哲学書などにあまり慣れていない読者は最初読みにくいと感じるかもしれないが、本書のある種ストイックな文体と論の運びは、これまでのゲーム研究の議論を比較・検証しつつ、不十分だった正確さを補うため、きわめて周到にデザインされたものである。だから、各文ごとにゆっくり考えながら読めばきっちりと意味はとれるし、慣れてしまえば読みやすく、どこかエロチシズムすら感じさせる（ある意味で、数学やプログラミング言語の美しい厳密さに似ているのかもしれない。というとイカつい感じもするが、そのどちらもまったくできないレビュー者も問題なく読めたから安心してほしい）。④ぴりりと効いた説明と例この本は藝大に提出した博士論文を基にしているらしいが、著者の親切なスタンスのおかげで、専門用語を知らない我々一般人に対する門戸もしっかり開かれている。何事か意味ありげに仄めかすためあえてぼやかした表現を使ったりしているような箇所は、本書にはひとつもない。難しい部分があるとしたらそれは実際に難しい話をしているのであって、そういう部分にはたいてい噛み砕いた補足説明も付けてくれている。たとえば、「ビデオゲームの受容にはインタラクティブなフィクション（F）としての受容だけではなくゲーム（G）としての受容も含まれる」という難しそうな議論の説明として、〈たとえば、『ドラゴンクエストV』の有名な選択肢――ビアンカとフローラのいずれと結婚するか――を考えよう。この選択の動機は、〈F：ビアンカは幼馴染であるのに対して、フローラはお金持ちのお嬢様である〉といった虚構的な事柄である場合もあるだろうが、〈G：ビアンカとフローラのどちらが仲間としてより有能であるか〉といったゲーム上の事柄である場合もある。〉（147頁）と丁寧に説明してくれる。じつに分かりやすい。⑤後続の議論のためにここが個人的に最も感心した部分なのだが、この本には何かエクストリームな主張を擁立して云々しよう、というような悪い奇抜さがまったくない。あくまで後続のゲーム研究のために、先行議論の「交通整理」をし、豊富かつアクチュアルな「道具」を提供しようという謙虚な態度で書かれている。だからといって本書が物足りないとか独自の価値を持たないとか考えるのは大間違いである。すでにあるものを厳密に検証し、律儀に配列しなおすことでしか先には進めないのだ。本書はきたるゲーム研究の時代の理論的基礎を提示した。その先を積み上げる仕事は、読者たる我々に手渡されたのである。

2023/05/28

プロジェクターに接続してしようとした。iPhoneに繋げても反応が悪く仮につなげてもやたら重かったり接続が勝って切れたり。このレビューもだけど他のレビューも見てしっかり判断してから買うか買わないか考え欲しい。自分は2度と買わない。

2023/05/25